間違いだらけのコーヒー選び

コーヒーの美味しさの原因割合は、生豆60% 焙煎30% 抽出10%
ご自身で「美味しいコーヒー」を淹れることは、大きな喜びですね。
それができると「他人」にも淹れてあげたくなります。
コーヒーは決して奥が深いものではありません。
たかが「コーヒー」です。
されど…
なんてありません!
最近まで日本は最低レベル(コマーシャルコーヒー)が流通していただけなのです。
日本は、世界第3位の生豆輸入大国ですが、その70%強が「コマーシャルコーヒー」と言われる最低レベルのコーヒーです。
このうちなんとロブスタ種(ベトナム産など)が40%を占める。
ロブスタ種は、インスタントの原料であるが喫茶店用にも使用される。
安価だが、深く煎らないととても飲めないコーヒー豆です。
だから、コーヒーは田舎に行くほど深煎りになるのです。
現在も低品質のコーヒーが商社から卸、喫茶店、スーパーマーケットと配送され、店頭に並び、広告や展示表示だけが高品質を謳う。
喫茶店は、昭和56年の15万店舗をピークに減少の一途を辿っている。
不味いからだ。
日本人の食卓を彩るものは、豊かになってもコーヒーだけは、世界最低品質のままです。
「コーヒーは嫌い。飲まない。喫茶店に入らない」と話す人は多いですね。
最初に飲んだ喫茶店のコーヒーが「スッパコーヒー」か「ニガニガコーヒー」だったからですね。
さて、なぜそんな不味いコーヒーがお店で提供されているのでしょうか?
冒頭で書いた「生豆60% 焙煎30% 抽出10%」を覚えていますか?
喫茶店では、上記の「抽出部分のたった“10%”」しか責任を持っていないからです。
次は、「コーヒー業界の常識は世間一般的の非常識」をテーマに書いていきます。